空き家相談に来られるケースについて

 

当会に寄せられる相談内容は、大きく2つに分けられます。
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つ目は、不動産会社に直接相談できる内容です。2つ目は、不動産会社に相談したが解決できず、当会にもご相談いただく内容です。

 

1つ目のケースでは、不動産会社に対する一般的なイメージが影響していると思われます。特に新潟では持ち家志向が強いため、不動産会社に相談する機会が少なく、相談すること自体に抵抗感を持つ方が多いのではないかと感じます。そのような状況で、当会が受け皿として機能できていることには、社会的な意義があると考えています。

 

2つ目のケースは、不動産会社に相談しても期待通りに対応してもらえなかったり、その後のフォローがなかったりする場合です。こうしたケースでは、プロの不動産会社のセカンドオピニオンとしての関与になるのですが、結果として同じような回答に落ち着くことが多く、相談者が納得できずに不満を抱えて帰られることも少なくありません。

 

いずれにせよ、不動産の相談自体は、不動産業者が行うのが基本だと思うのですが、中には、利益になりづらい案件に対しては、邪険に扱ってしまう、善意なのですが率直な意見を言ってしまい誤解を与えてしまうといったこともあるのかもしれませんね。

 

 

なにはともあれ当会は、出来るだけマイルドにご相談者と接し、一緒に解決策を考えていければと思います。