空家を賃貸として貸し出す際の窓口のひとつとして、『住宅確保要配慮者専用賃貸住宅』として活用する方法があります。
様々な事情により住宅を確保することが困難な方向けの住宅として、居住支援協議会を通じて提供がなされます。
空家を『住宅確保要配慮者専用賃貸住宅』として供給をするメリットは
・住宅困窮者という、ニッチなニーズに対応ができる。
・住宅困窮者に、住居を提供することによる社会貢献。
・空き家を貸し出すことによる環境への配慮。
・住居を使用することによる劣化の緩和。
など。
また登録を行うと様々な支援を受けることができます。
1.国が管理するホームページに登録することにより、賃貸住宅として広く周知をすることができる。
2.『住宅確保要配慮者専用賃貸住宅』として登録し、必要な改修工事を行うことで、改修工事費の補助が受けられる。
3.居住支援法人等と連携し、相談等のサポートを受けることができる。
現状、空き家の処分を考えているかたでも、買い手が付かないなどお悩みのかたがいらっしゃると思います。荷物の処分や、最低限入居に耐えることができる環境を整えることで、空き家を貸し出すこと可能です。
最終的には不動産屋による仲介が必要とはなりますが、空き家活用の一案としていただければと思いました。
■新潟県居住支援協議会
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/toshiseisaku/1356779827770.html
■住宅確保要配慮者専用賃貸住宅改修事業
コメントをお書きください