令和3年3月19日、新たな住生活基本計画が決定されました。
3つの視点と各個に定められた計8つの目標から成り立っており、空き家に関しても項目として目標が上げられています。
目標7 空き家の状況に応じた適切な管理・除却・利活用の一体的推進
(1)空き家の適切な管理の促進とともに、周辺の居住環境に悪影響を及ぼす空き家の除却
(基本的な施策)
○所有者等による適切な管理の促進。周辺の居住環境に悪影響を及ぼす管理不全空き家の除却等や特定空家等に係る対策の強化
○地方公共団体と地域団体等が連携し相談体制を強化し、空き家の発生抑制や空き家の荒廃化の未然防止、除却等を推進
○所有者不明空き家について、財産管理制度の活用等の取組を拡大
(2)立地・管理状況の良好な空き家の多様な利活用の推進
(基本的な施策)
○空き家・空き地バンクを活用しつつ、古民家等の空き家の改修・DIY等を進め、セカンドハウスやシェア型住宅等、多様な二地域居住・ 多地域居住を推進
○中心市街地等において、地方創生やコンパクトシティ施策等と一体となって、除却と合わせた敷地整序や、ランドバンクを通じた空き家・空き地の一体的な活用・売却等による総合的な整備を推進
○空き家の情報収集や調査研究活動、発信、教育・広報活動を通じ て空き家対策を行う民間団体等の取組を支援
(成果指標) ・市区町村の取組により除却等がなされた管理不全空き家数
9万物件(H27.5~R2.3)→ 20万物件(R3~12)
具体的な施策が行政から打ち出されるのは、時間がかかるとは思いますが、協会としても取組を推進できるような活動を行っていきたいと考えております。
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